論文
【特集 地域会からの新年の挨拶】
"政党助成金の廃止" と公約違反政党へ「政党助成金返還請求」の国民的運動を!
新年のご挨拶
2013年の関信会
さよなら原発!そして新たな年を
新しいチャレンジが始まる消費税「懇談」
隗より始めよう!!
〜2013年私の課題〜「行き当たりばったりの行動」から「さよなら」
新春に寄せて
名古屋会の現況と新年の抱負
新年雑感
新年のご挨拶と神戸会の現状報告
消費税に思いを馳せる
九州税経新人会 2013年度の抱負
2012年を振り返って
隗より始めよう!!
東京税経新人会・会長 平石 共子
新年明けましておめでとうございます。まず新しい年を無事に迎えられたことを共に喜びたいと思います。

朗報!マイナンバー法案審議未了、廃案へ

心配なことはたくさんあります。でも、よかったことを一つあげるとすれば、昨年11月16日衆議院解散に伴い社会保障と税の共通番号、いわゆるマイナンバー関連3法案が審議未了、廃案となったことです。東京会は昨年の第48回名古屋全国研究集会の分科会に「マイナンバーを斬る!」をテーマに取り組みました。マスコミも取り上げない、税理士会は基本的に賛成、税理士の関心は国税通則法改悪に集中している中、マイナンバーの危険性を訴える必要性を感じたからです。廃案になったからといって安心はしていられません。これからも注視していきたいと考えています。

55周年にあたって

さて、東京会は昨年6月9日満55年を迎え、2012年度(2012年6月1日から2013年5月31日)を55周年と位置づけて、周年事業に取り組んできました。すでに新報誌上でも報告させていただいておりますが、10月13日に記念式典を執り行い新たなスタートを切る決起集会として、継続発展を誓いました。55年を超えて連綿と存在し活動してきた「東京税経新人会」を守り発展させることは現会員の責務だと思っています。

歯止めを知らない会員の減少

ところが、一昨年7月頃から退会者が続出し、会員数が純減する事態となりました。研究例会や連続講座、全国研究集会への参加など、いろいろな集まりには大勢参加していますし、若い新会員の顔も目立ちます。定期総会の顔ぶれを見ると参加人数は大きな変化はないのですが、どんどんメンバーが入れ替わっています。世代交代も着々と進んでいると思っていました。

新人会を知ってもらいたい!

問題は絶対的に入会者の数が少ないことです。私自身を振り返って新人会の会員以外の税理士と普段ほとんど会うこともないということに気づきました。とにかく新人会を知ってもらうことから始めようということになりました。組織部は、会員以外へのアピールが不足していると、リーフレットの作成に取り組みました。改良に改良を重ね、7月の定期総会にお披露目となりました。長い時間かけただけあって、とても完成度の高い仕上がりで、大活躍しています。
力をあわせての取組

4月26日に、会員拡大特別企画と題して、青年部・組織部・研究部の合同による春の特別例会を開催しました。これに先立ち3月28日には事務局に各部・三役から5名が集まり、特別例会の案内を送るため、税理士会の新規登録者を中心に300通近くの宛名書きをしました。手書きの案内をもらったら、とりあえず封を開けてもらえるかも、という思いをこめて。テーマは「税務調査への対応〜法人の調査」、講師は元国税法人税特別調査官の会員が快く引き受けてくれました。ベテラン税理士にも評判の内容で、税理士にとっては永遠のテーマといっても過言でないものです。会員以外からは反応よく20名近い申込がありました。

天候が雨だったせいか、当日参加は11名でしたが、会員20名を含めて30名を超える盛況となりました。そして、翌日なんと1名の入会申込があったのです。本当にありがたい入会でした。その後、諸事情による退会や死亡退会が相次ぎ、さらに減少しましたが、ここに来て入会者が出てきています。もう宛名を手書きではやっていませんが、新規登録者や過去に新人会の研修に参加したことのある方には、必ず研修案内を出すようにしています。今度は、11月8日「中小企業再生の道を考えよう!中小企業円滑化法終了に向けて」をテーマに、青年部が秋の研修会を開催して、翌日1名、更にもう1名の入会がありました。

税理士証票交付式での宣伝活動

これは、大阪税経新人会が毎月宣伝をしているということを耳にして、さっそくやってみることにしました。まだ実施は3回ですが、証票交付式は月に1回なので、大きな負担がなく実施できることがわかりました。3人いれば十分で、三役・組織部員・常任幹事で、入会のおさそいリーフレットと直近の研修会の案内をセットにして配っています。税理士会館のロビーで配布するので、とりあえず受け取ってくれます。新人会という会があることを知ってもらうことが目的です。

55周年新年大学習会&新年会の開催

新しい年のスタートは、1月11日の新年会です。これは単なる新年会ではなく、「消費税の大増税を許さない!!新年大学習会」をみっちり4時から6時までやって、新年会に突入の予定です。まずは、この学習会&新年会にどれだけ会員を結集できるか。今年の東京会の合言葉は、さらに「隗より始めよう」をパワーアップさせたいと思います。

(ひらいし・きょうこ)

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