新年明けましておめでとうございます。まず新しい年を無事に迎えられたことを共に喜びたいと思います。
朗報!マイナンバー法案審議未了、廃案へ
心配なことはたくさんあります。でも、よかったことを一つあげるとすれば、昨年11月16日衆議院解散に伴い社会保障と税の共通番号、いわゆるマイナンバー関連3法案が審議未了、廃案となったことです。東京会は昨年の第48回名古屋全国研究集会の分科会に「マイナンバーを斬る!」をテーマに取り組みました。マスコミも取り上げない、税理士会は基本的に賛成、税理士の関心は国税通則法改悪に集中している中、マイナンバーの危険性を訴える必要性を感じたからです。廃案になったからといって安心はしていられません。これからも注視していきたいと考えています。
55周年にあたって
さて、東京会は昨年6月9日満55年を迎え、2012年度(2012年6月1日から2013年5月31日)を55周年と位置づけて、周年事業に取り組んできました。すでに新報誌上でも報告させていただいておりますが、10月13日に記念式典を執り行い新たなスタートを切る決起集会として、継続発展を誓いました。55年を超えて連綿と存在し活動してきた「東京税経新人会」を守り発展させることは現会員の責務だと思っています。
歯止めを知らない会員の減少
ところが、一昨年7月頃から退会者が続出し、会員数が純減する事態となりました。研究例会や連続講座、全国研究集会への参加など、いろいろな集まりには大勢参加していますし、若い新会員の顔も目立ちます。定期総会の顔ぶれを見ると参加人数は大きな変化はないのですが、どんどんメンバーが入れ替わっています。世代交代も着々と進んでいると思っていました。
新人会を知ってもらいたい!
問題は絶対的に入会者の数が少ないことです。私自身を振り返って新人会の会員以外の税理士と普段ほとんど会うこともないということに気づきました。とにかく新人会を知ってもらうことから始めようということになりました。組織部は、会員以外へのアピールが不足していると、リーフレットの作成に取り組みました。改良に改良を重ね、7月の定期総会にお披露目となりました。長い時間かけただけあって、とても完成度の高い仕上がりで、大活躍しています。 |