師走の雪が降りしきるなか総選挙が戦われています。現時点ではまだ結果はわかりませんが、ただ今ミサイル発射との報です(困ッタモンダ…)。この新年号を手にするとき、まともな政治勢力が少しでも数を増やしているのでしょうか。そのために動いた会員の方々もたくさんおられたと思います。ご奮闘おつかれさまでした。
今回も残念ながら、国民にとって信頼するに足る政権は生まれてこないでしょう。信頼できる中央政府をもった経験のない人々は世界中にたくさんいますが、多くはそれを望みつつも選挙制度や世論操作などいくつかに類型化された「仕組み」によって実現を阻まれていることはみなさんご承知のとおりです。
それにしても、自然科学や技術の進歩にくらべて正義が勝つには時間がかかる。かかりすぎです。子ども向けの戦隊モノでは毎週30分ぐらいで勝つのに。現実にはそう簡単にはいかないぞ、大人になればわかると思うけど。でも毎週、悪の敵が襲ってくるのもキツイよ、とクールにツッコまれました。確かにそのとおり。
勧善懲悪の物語は不滅です。懲悪しても、気を抜けば奪い返されることも。「不断の努力」軽く言うけど、大変な労力が費やされて維持されています。そうであっても自覚的に進み、よりよい社会で生活したい、その中に自分の身を置いてみたい、というのが本来の欲求なのでしょう。近ごろは毎年毎年が改悪阻止など激動の1年になってしまっています。受け身は疲れますね。復興もまだまだです。攻勢に転じたいものです。
さて、本題に入りますと、関信会は10数名の小さな会で、カバーするエリアは群馬、長野、栃木、新潟の4県です。若手からベテランまで、普通の人から切れる人まで、ワイドなメンバーで構成されております。年4回の例会(通常1月、4月、7月、10月)は事例研究を中心に行われております。基本的には1泊2日の合宿です。例外なく毎回活発な例会となっており、事例に対してはさまざまな角度から徹底的に検討が加えられます。非常にためになる例会です。群馬の磯部温泉・高台旅館で行われることが多いですが、エリア内の他の場所にも出かけます。
今年も永原征夫関信会長の善政のもとで団結し、しっかり勉強していきたいと思います。今年もよろしくお願いします。 |