暑い夏が今年もやってきました。北陸は昨年より8日、例年より15日も早い7月9日に梅雨明け宣言が出されました。
当地は、北陸電力(株)の営業エリアで、現在同社が保有する二基の原発は、故障と定期検査のため運転停止中で、当面運転再開の目処は立っていません。
さて本年は、私共北陸で全国研究集会が開催されます。日程は既報のとおり、9月9日(金) 9月10日(土)、加賀山代温泉「ゆのくに天祥」を会場に、6分科会と記念講演、全体会となっています。第25回金沢全国研究集会から22年ぶり、3回目の開催となります。
東日本大震災の発生と福島第一原発の爆発、暴走という耐え難い災厄の真っ直中で迎える今回の全国研。北陸会の会員17名は、静岡会と全国協議会の協力を得つつ、静かな緊張のもとに、現在ディテールを詰めています。
本年は、例年以上に課題が噴出、山積、緊迫しています。「税と社会保障の一体改革」の掛け声の下に、社会保障を人質にとって、消費税を倍増させようとしています。東日本大震災の復旧・復興の財源にも消費税の増税を当て込んでいます。人の不幸を千載一遇のチャンスととらえているのです。国税通則法の改悪による納税者の義務の拡張、国民を管理・監視するためのツールとしての「共通番号制度」の導入の目論見など、目の離せない「改正案」が目白押し。この危機的状況を反映して今年の加賀全国研の6つのテーマは、いずれもタイムリーなものとなっています。
記念講演は富山国際大学現代社会学部の大谷孝行先生に、「笑いの効用」と題して笑いの事を話していただきます。笑いはストレスの発散、免疫力のアップに大いに効用があります。従来とはひと味違った講演になること請け合い。
前回、金沢全国研は料理が美味しいと好評を得ました。今回はそれに加えて加賀の名湯がプラスされます。分科会後には温泉につかり、料理とアルコールに舌鼓を打ちましょう。太鼓の製作で全国的に有名な浅野太鼓に所属する " 乱太鼓 " による太鼓演奏、そしてフォークグループ " かぐや姫 " をもじった " 楽屋姫 " の歌が一層場を盛り上げてくれるでしょう。おのおの方、いざ第47回加賀全国研へ出陣めされよ!! |