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> 最悪の不公平税制・消費税の増税計画はきっぱり中止せよ!
> 税理士制度を変質させるアウトソーシングは中止せよ
分科会・懇親会、記念講演そして全体会
編集部  須藤  順  

2008年9月12・13両日に渡って、第44回全国研究集会が札幌で開催されました。北海道での開催は15年前の第29回以来2回目です。今年は例年通り研究発表は分科会形式、日程は2日間での開催となりました。

  1日目  9月12日(金)

■分科会(13時〜17時)
「かでる2・7」(道民活動センタービル)において以下の6分科会が開催されました。

埼玉会   「役員給与」その問題点と本質に迫る
東京会 「独占業務と強制入会制度」
大阪会 「同族会社の行為計算の否認」
神戸会 「税理士制度」
九州会 「税理士会と税政連」牛島税理士訴  訟判決の今日的意義と課題
全国会 「憲法と消費税を考えるパートII」

どの分科会も興味深いテーマばかりで、いつもどの分科会に参加しようか悩みます。参加できなかった分科会については、税経新報8・9月合併号の分科会テキストと11月号に掲載予定の分科会報告をご覧ください。

分科会を担当していただいた会員が長い期間をかけて研究した成果の発表と会場からの活発な質疑とで、内容の濃いあっという間の4時間でした。
■懇親会(18時〜20時)
かでる2・7 のすぐ近くの札幌後楽園ホテルのピアリッジホールで開催されました。
北海道会田上詔美会員の司会で開会。北海道会会長滝沢憲弘会員より「今日の料理は北海道自慢の食材を使った特別メニューです。」との歓迎の挨拶があり、期待が膨らみました。

来賓の北海道知事高橋はるみ氏代理北海道知事室室長江本英晴氏、北海道税理士会会長先本建夫氏よりご挨拶いただきました。続いて平石共子理事長による乾杯の挨拶が行われました。

いよいよ楽しみにしていた食事です。帆立は普段食べているのと同じとは思えないほど新鮮でとても美味しかったです。2種類のとうもろこし、じゃが塩辛バター、チャンチャン焼きその他期待以上の北海道ならではの美味しい料理をたくさんいただきました。

途中、津軽三味線佐藤流家元佐藤俊彦師匠による三味線の演奏がありました。迫力ある音色に聞き入ってしまいました。北海道でも津軽三味線は盛んとのことでした。

会場にはなかなか頻繁には会えない全国の仲間が集まり、いろいろな話で盛り上がりました。美味しい食事と楽しい歓談で2時間があっという間に過ぎていき、北海道会佐藤礼一会員の閉会の挨拶でお開きとなりました。

  2日目  9月13日(土)

■記念講演(9時〜10時10分)
かでる2・7 のかでるホールにて、文化人類学者の河野本道先生に「アイヌの歴史と現状」というテーマで講演していただきました。

洞爺湖サミットを前にして平成20年6月に採択された「アイヌ民族を先住民族とする決議案」が、アイヌ民族・先住民族の概念を明示されていないことに触れ、民族という言葉について詳しく説明して下さいました。北海道に人々が定住するようになった過程、現代から明治初期までの歴史についての様々な興味深い事柄を時間のゆるす限り講演していただきました。アイヌのことに関しては初めて聞く話も多く、北海道でこのような講演を聞けて大変勉強になりました。
■全体会(10時20分〜12時)
山本友晴副理事長の開会挨拶で始まり、清家裕副理事長、飯島健夫副理事長が座長団に選出されました。続いて平石共子理事長、佐伯正隆事務局長より挨拶と活動報告がありました。活動報告の詳細については税経新報8・9月合併号に掲載しております。

次に東京会の岩淵佐知子会員のナレーションにより、パワーポイントを使っての各地域会の活動報告が行われました。

会場からは神奈川会益子良一会員より「アウトソーシングの問題」、中国会金巨功会員より「特殊支配同族会社の問題」について発言がありました。

特別決議では大阪会梅田佳奈会員より「税理士制度を変質させるアウトソーシングは中止せよ」、関信会土屋信行会員より「最悪の不公平税制・消費税の増税計画はきっぱり中止せよ」の2つが読み上げられ、拍手による満場一致で採択されました。

座長団解任に続き新旧役員紹介では、新役員として

理事長 平石共子
 副理事長  山本友晴
清家  裕
大塚洋美
戸谷隆夫
事務局長 佐伯正隆
 
が就任されました。退任される西田啓治前副理事長、飯島健夫前副理事長より挨拶がありました。
平石共子理事長より、意気込み溢れる就任の挨拶がありました。
来賓の全国青年税理士連盟会長菅野祥元氏、日本大学名誉教授北野弘久先生からもご挨拶をいただきました。

税経新報の表彰では、東京会の菅隆徳会員「法人実効税率のごまかしと法人所得課税  政府税調答申、経団連提言を斬る」が受賞されました。

続いて壇上では、北海道会から次回開催地の関信会へバトンタッチが行われ、次回佐渡での再会を誓い合いました。第40回全国研究集会を担当した茨城会から関信会へ同じ少数精鋭で準備を行うことへのエールを込めて第40回全国研究集会記念旗の贈呈が行われました。

戸谷隆夫副理事長の閉会の挨拶で、第44回札幌全国研究集会は閉幕となりました。

散会後は、観光など各自それぞれに北海道を満喫されたようです。私は当日の便で帰路に着いたのですが、翌日は航空システムの遅延・欠航トラブルがあり、巻き込まれた方もおられたのではと心配しておりました。皆様大丈夫でしたか?次回佐渡での開催を楽しみにしつつ、ここに報告させていただきます。

(すとう・じゅん)

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