法人擬制説の問題では、今日の法人税の軽課はたまた法人税の廃止発言が飛び出す背景に、擬制説があり、中小零細業者の法人成りの状況が、その説を維持させている。そして税理士自身が商法・税法の矛盾により、法人成りを奨めている事に私自身複雑な思いでした。
又応能・応益の問題では、応益課税という考え方が負担の問題にまで口を出しすぎている旨の話を先生はしていました。私は以前だれかの話で聞いた言い方では、課税の根拠として、義務説と利益説が対置し、負担の方法として応能負担とフラット負担が対置するのであり、応能と応益とを対立させる所に無理があるという話を思い起こしました。
講演後の懇親会では、先生も交え全国の20数名の会員が参加しました。普段難しい顔を突き合わせながら意見交換している会員の、新たな一面が発見できるなど有意義な時間となりました。 |
東京 |
43名 |
埼玉 |
6 |
神奈川 |
5 |
千葉 |
4 |
茨城 |
3 |
関信 |
2 |
名古屋 |
2 |
神戸 |
1 |
北海道 |
1 |
九州 |
1 |
沖縄 |
1 |
他団体 |
12 |
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合計 |
81名 |
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