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北陸会から新年のご挨拶
北陸税経新人会 世戸 英明
税経新人会のみなさん、税経新報読者のみなさん、新年おめでとうございます。本年も北陸会をよろしくお願いします。

さて、マイナンバー(社会保障・税の共通番号)通知カードが昨年11 月中旬に送付されました。本年から個人番号の利用が始まり、社会保障・税・災害分野以外に特定健康診査(メタボ健診)にも番号がつけられます。希望者に個人番号カードが交付されます。

政府は「便利になる」と誇大広告・宣伝をしていますが、そもそも国民の利便性を考えて出発した制度ではなく、一つの番号でいろいろな情報が集められるので、行政にとっては便利な制度です。しかし、一般の人にとって自分でカードの管理をしなくてはなりません。
税理士事務所にとっても、否応なく対応せざるを得ず、設備や職員の事務負担も増大します。
マイナンバー制度の中止を求めます。

先の大戦で、唯一地上戦が行われた沖縄県。戦後は「銃剣とブルドーザー」による土地の強制収容、米軍基地の建設、米軍による犯罪の多発。「もう!基地はいらない」は沖縄県民の総意である。だが、安倍政権は辺野古に米軍の新基地を沖縄県民に押しつけるために、知事の権限を奪う裁判までやる。

安保法制(戦争法)の強行採決、成立。いま、各地で「安保法制廃止、立憲主義を取り戻す」「アベ政治を許さない」とたたかいに立ち上がる人たちが大多数になっています。
戦争法は廃止にしなければなりません。

今年は参議院議員選挙が行われます。マイナンバー制度の中止、安保法制(戦争法)廃止などの課題を推し進める勢力が国会で多数を占めるようにがんばらなければと思っています。
私たちの暮らしが豊かになるようにがんばらなければと思っています。

(せと・ひであき)

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