論文
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第50回東京浅草全国研究集会に集結しよう!!
記念集会はお江戸でござる
東京会 会長 平石 共子
 新年あけましておめでとうございます。
昨年12月4日、消費税増税の中止を求める要請に国会議事堂前駅を訪れました。地下鉄の階段を上がっていくと、太鼓の音がドンドンと鳴り響いています。いつもと違うところに出てしまったようで、首相官邸前の道路反対側に人だかりが。それから待合せ場所の参議院議員会館へ行くまで、歩道は人で埋め尽くされていました。特定秘密保護法の廃案を求めて国会議事堂を人間の鎖で包囲する行動でした。

全国から様々な団体が参加していました。お昼時だったので、テレビ番組が実況中継してくれたらいいのにと思いながら、少しだけ参加してきました。

特定秘密法案は日増しに高まる国民の反対の声に全く耳を貸すことなく、12月6日未明参議院で強行採決により可決してしまいました。しかし、廃止を求める声は途切れることはありません。

特定秘密保護法に反対する学者の会は12月7日に抗議声明を発し、12月15日現在で何と5,042名の賛同を得ています。声明の書き出しには、「特定秘密保護法案は、憲法の定める基本的人権と平和主義を脅かす立法であり、日本の民主主義を戦後最大の危機にさらすものです。この法案に対して広く市民の間に反対や懸念の声がかつてなく広がったにもかかわらず、審議を尽くさないまま衆議院にひきつづき参議院においても強行採決が行われたことに、私たちは深い憂慮と強い憤りを覚え、この暴挙に対する抗議の意思を表明します」とあります。

政権与党は、国会での議席数をたてに次々と悪法を成立させています。数年前までは諸外国の抗議デモのニュースを見てなぜ日本人は行動しないのだろうかと思っていましたが、少しずつ変わってきているのではないかと思います。新しい年2014年は、個人的には「まず行動すること」を目標としたいと思います。今年は、記念すべき第50回全国研究集会が東京浅草の地で開催されます。今から50年前の1965(昭和40)年7月11日から13日にかけて、税経新人会全国協議会創立総会と第1回全国研究集会が有馬温泉有楽荘にて開催されました。76名の参加と記されています。第1回から50回までを振り返り、その息吹を感じとっていただければと思っています。

第50回は350名を必達目標とし、「納税者が主人公の税制、税務行政を目指してこれからの50年」をスローガンに掲げました。ぜひ東京浅草に足を運んでください。お待ちしています。

(ひらいし・きょうこ)

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