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神戸から新年のご挨拶
神戸会 事務局 濱田 在人
全国の新人会会員の皆様、新年明けましておめでとうございます。
1年前の2013年1月号の神戸会の「新年のご挨拶」で、神戸会においても会員数増加を目指すことを書いておりましたが、会員数は117名(2013年12月時点)と減少してしまいました。本年は組織部を中心に新規登録会員情報や税理士試験合格者情報などを頼りにして、直接事務所に伺って勧誘を行い、そこで神戸会の毎月行われている例会や事例研究会に一度招待し、自由闊達な意見が飛び交う勉強会を見ていただければ入会してもらえるのではないかと考えております。

昨年の例会では、毎年恒例の会員による税制改正等の勉強会はもちろん、弁護士会員による実務を中心とした相続関係の基礎知識や日銀神戸支店への見学及び日銀職員による経済情勢の講演会等の税務以外の勉強会も行い、事例研究会では裁決事例はもちろん会員の実際の事例を題材にすることにより、神戸会における勉強会の出席者を増やす努力も行いました。今年は東京浅草にて第50回の全国研究集会です。この研究集会を最高現勢で迎えようということなので、神戸会としましても昨年以上に魅力ある勉強会を企画し、新入会者を増加しつつ、会員の勉強会出席者増加も目指して行きたいと思います。

話は代わりますが、この原稿を書いているのは2013年も終わろうとしている時です。韓国の竹島問題や中国の尖閣諸島問題、ちょうど中国の防空識別圏問題、秘密保護法に関することが報道されています。何か不穏な空気を感じてなりません。ちょうど2001年9月9日にアフガニスタンでマスード将軍が暗殺された記事を読んだ時の気持ちです。翌日の朝日新聞だったか、小さい記事でマスード将軍暗殺を知った時、『ああ、戦争が起こる』と不安な気持ちになりました。その2日後に9.11のアメリカ同時多発テロが起こり、案の定、報復戦争が始まったのは今も鮮明な記憶として残っています。私が生まれる前に流れた『戦争を知らない子供たち』で人生を終えたいと思っているのですが、もしかしたらそのようにならないのかも知れないという不安です。

今までの50年のように、これからの50年、第100回東京全国研究集会も平和に迎えられる人生でありたいと願います。その時、私はもう90歳ですから全国研究集会に参加する体力はありませんが・・・。

(はまだ・あると)

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