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I. 税制・税務行政の民主化を求めて |
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1. |
自らの職業を通じ、憲法に基づく国民の諸権利を擁護する立場から税制・税務行政の研究を一層深める。 |
2. |
消費税率8%への増税が中小企業や国民に与える影響、消費税の本質について研究し、問題提起を行っていく。さらなる消費税の増税に反対し、各界・各層の人達と協力し消費税増税を実施させないための活動を強める。 |
3. |
応能負担原則に 基づく税制のあり方を研究し、その実現をめざす。特に「法人税率引下げ」の本旨を研究し、赤字法人にも課税する「外形標準課税」の範囲拡大など中小企業に偏った課税強化の動きに対し、影響を受ける諸団体と協力しこれを実施させないための活動に取り組む。 |
4. |
納税者の権利を守る納税者権利保護法及び納税者権利憲章の制定に向け、研究と活動を強める。また新国税通則法については、手続きが法定化されたことなどを活用し、納税者の権利が守られるよう研究を深めるとともに、提言を行っていく。 |
5. |
マイナンバ−制度が国民生活及び税制に与える影響などについて研究し、問題提起を行っていくとともに、電子申告が、納税者や税理士に与える影響等についての問題点を解明していく。 |
6. |
行政不服審査法の改正について税理士業務や納税者の権利への影響を研究し、必要な意見表明をしていく。 |
7. |
TPPが税理士業務や税理士制度に与える影響を研究し、その結果について意見表明する。 |
8. |
書面添付制度は、税理士を税務監査人の立場へと一層進めるものであり、これを推進する法改正に反対していく。 |
9. |
税務行政が大きく変貌しているなか、その実態を把握し、国民・納税者のための税務行政を求める活動を行う。また、消費税をはじめとする強権的な徴税・滞納処分についてその実態を把握するとともに、納税者の権利を護る立場から人権無視の徴税攻勢を止めさせる活動に取り組む。 |